今日は特別委員会が開催されました。今年度、私が委員長を務める「子ども・子育て対策特別委員会」です。この委員会は少子化対策だけでなく、全ての子どもの健やかな成長に向け、子ども・子育て支援に係る諸問題の調査を行うために設置された委員会です。本日は「第3期愛知県特別支援教育推進計画(愛知・つながりプラン2028)の推進について」という議題で委員会を行いました。
最初に委員長挨拶として、「少子化はわが国の深刻な問題であり、一刻も早い対策が必要である。皆様が安心して子どもを産み育てる社会実現のため、住民やNPO、企業等が一体となり、社会全体で子ども・子育て家庭を応援する基盤づくりが求められている。出産・子育て期だけでなく、就学・就職、結婚・妊娠・出産、子育て期までの施策の推進に取組む必要がある。」と話しました。
第3期計画のねらいは、「共生社会の実現に向けたインクルーシブ教育システムの推進による多様な教育ニースへの対応として『①障害のある子供とない子供が可能な限り共に教育を受けられる条件整備 ②通常の学級、進級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある多様な学びの場の充実・整備』」で4つの柱が立てられました。
4つの柱は『1.連続性のある多様な学びの場における支援・指導の充実 2.全ての教員を対象とした専門性の向上 3.学びの場を充実するための施設・設備等の整備 4.卒業後の生活への円滑な移行』で、特別支援教育課長より詳細の説明がありました。以前、インクルーシブ教育について私が質問したことを思い出しました。一つ一つ積み重ねていくことの大切さを改めて実感しました。